|
ロスト・ジェネレーション世代
フェリペU世大学・翻訳学部 PROFESOR 加 瀬 忠 第一次世界大戦(1914〜1919)後に、戦争による思想的幻滅、絶望と虚無の世界を生きたアメリカを代表する作家アーネスト・へミングウェイ、ウィリアム・フォークナー等が「ロスト・ジェネレーション世代」と呼ばれました。 日本では、1947〜49年前後に生まれた団塊の世代が、同じく第二の「ロスト・ジェネレーション世代」であり、2002年、新しい教育課程全面実施前後の教育を受けた小・中学生の世代が、第三の「ロスト・ジェネレーション世代」であると私は位置付けています。 教育課程の質・量共に30%近くも後退させた教育によって、日本の小・中学生の学力が大幅に低下してしまいましたので、学習指導要領等は、総授業時数・指導内容共に、2002年以前に戻さざるを得ないでしょう。そうしますと、今の中学生前後の世代は、今後、改訂後の学習指導要領等によって教育を受けた次の世代が後から追い上げてきますから、将来的にはこの世代に追い越されてしまうような事態もあるでしょう。私の言う「危機感」とは、このような事態なのです。今の中学生前後の子を持つ親の立場としては、とても事態を静観出来ないでしょう。今こそ、その救済措置・学力向上のための方策を皆で考え、その方策を立ち上げることを提案するものです。 |
![]()