日本、スペイン物価の比較

 年金20万円でのスペイン暮らしを考えている私たちにとって、スペインの物価は一番の関心事であります。マドリッド通信でも、何回かお伝えしましたが、ここで、もう一度まとめてお伝えいたします。

 

 品名    単位   価格(円)    品名    単位     価格(円)
  米     1Kg  105円    卵      10個    150円
  牛肉    1Kg  600円    牛乳     1L      85円
  豚肉    1Kg  375円    ヨーグルト  4個     160円
  鶏肉    1Kg  225円    じゃがいも  1Kg     75円
  コーヒー  100g 320円    玉葱     1Kg     90円
  マヨネ―ズ 450g  50円    にんじん   1Kg    135円
  ワイン   1本   350円    トマト    1Kg    110円
  ビール   1缶    35円    レタス    1個      65円
  水     一本   100円    リンゴ    1Kg    180円
  メロン   一個   195円    ぶどう    1Kg     155円
  ポカリ   一本   120円    オレンジ   1Kg     75円
  バケット  一本    65円    フランス・パン一本      35円
  オリーブ油 1L    250円      砂糖     1Kg     98円
  ハチミツ 500g  245円    イチゴジャム 1Kg    320円
  バター  250g  140円    マーガリン  250g    85円
  ハモン・セラーノ    100g   195円 
  ハモン・イベリコ    100g   650円
  エスプレッソ・コーヒー 一杯      85円
  ハイネッケン一缶    50円    バドワイザー  一缶      68円
  カールスべア―缶    55円    ギネス     一缶      90円
  ワイン赤 ( クリアンサ )   リオハ1995年 一本            750円
  ワイン赤 ( レセルバ )    リオハ1994年 一本        1235円
  ワイン赤 ( グラン・レセルバ) リオハ1987年 一本      1950円
  新聞 一部   ( エル・パイス )                   63円
  自動車税 年間 ( アウディ A−4 )               7875円
  ピソ家賃 ( 2LDK 管理人 ガレージ プール付 )   一ヶ月  88200円
                      
(平成13年7月5日現在、100ペセタ65円で換算)
 と言った具合です。私が調べた価格は、スーパー・マーケット及びデパート等でしたが、足をのばして、メルカドで買い物をすれば、肉、魚、野菜などは、まだまだ安くて新鮮なものが手に入ります。
 いやー、実際考えてしまうんですが、私はエンサラダ・ミクスタが好きで、スペインでも良く食べるんですが、これを日本へ一時帰国した折に食べますと、レタスが一個200円、トマトが一個100円、ビールが一缶190円もするんですね―。これでは、サラダを食べるのも少し考えてしまいますでしょう。スペインですとレタスが一個65円、トマト一個10円、ビールは一缶35円ですから。

 一食100円の献立

 スペインで生活をしておりましてね、もし失業して収入の道が途絶えたとしても困りませんよ。加瀬 忠が一食100円の面白い献立を考えました。これ、日本ではとても思いつかない献立だと思います
 食材 ビール一缶35円、フランス・パン一本35円、じゃがいも1個(バター添え)10円、トマト一個10円、オレンジ一個10円、しめて100円なり。
 
希望の方には、赤ワインを一杯つけてもそれほど予算はオーバーしませんよ。
 実際、スペインで生活をしておりまして、フランスパンが一本35円とか、ビールが一缶25〜35円とか・・まあ、とても生活し易い国だと思います。

 バルをはしご

 日本にはないスペインでの生活空間に、バルがあると思います。
 スペインの人たちは、仕事を始める前に先ずバルでコーヒーを一杯、メリエンダで一杯、そしてシェスタ明けの散歩の途中でまた一杯と、本当にコーヒーやセルベッサ(ビール)、ビノ(ワイン)を良く飲みます。
 スペインの人たちのバルへの繰り出し方は、夫婦か家族単位が多いのですが、中には子供を連れて一杯飲んでいる人もけっこういますからね。
 私が夕方学校から帰り、ラス・ロサスの街を一周ジョッギングしますでしょう、パルケ・デ・パリス
(パリ公園)のベルデ・ソル(バルの名前)のあたりがちょうど中間点なんですが、このあたりでベルデ・ソルの中をちょっとのぞきますとね、仕事帰りのおじさんたちが、家へ帰る前にバルへ寄って「ウナ カニャ(生ビール一杯)」を、タパスのオリーブをつまみながら飲んでいるんですねー。おじさんたち、それはもう至福の一時と言う顔をしていますよ。
 
イヤー・・もう、スペインの生ビールは本当においしいですから。6〜7月のこの時期、夕方の気温40度、湿度20%のからりとした晴天の下では、ビールの味も違います。
 
バルでの過し方、楽しみ方はいろいろですが、私は軽い食事と、食事の後でエスプレッソ・コーヒーを飲みながらスペインの人たちとお喋りすることをお勧めします。言葉は大丈夫、心配ありません。スペインのおじさんたちがいろいろと話しかけてくれますから。
 さて、スペインのバルでのお勧めタパスを紹介します。
 先ずハモン・セラーノ、懐に余裕があればハモン・イベリコ、トルティージャ・エスパニョーラ
(スペイン風オムレツ)、オリーブ、ボケロネス・フリートス(イワシのから揚げ)、ボケロネス・エン・ビナグレ(イワシの酢漬け)、パタタス・コン・アリオリ、クロケッタ(スペイン風コロッケ)等がお勧めです。
 
軽い食事の後は、コーヒーです。
 スペインのコーヒーは、注文すると客の見ている前で、挽きたてのコーヒー豆で入れてくれます。小さめのカップで飲むエスプレッソ、ミルクを半分入れたカフェ・コン・レチェ等がおいしいです。
 スペインの下町、プエルタ・デル・ソルのバルをはしごしながら飲むコーヒーの味は、また格別です。