|
カステラの歴史 こぼればなし
過日、私の担当する翻訳学部の学生の誕生日に招待され、スペインの家族と夕食を共にしました。おいしいスペインの家庭料理、にぎやかなラテンのダンスの後、デザートに出されたのが「パステル・デ・マンテキージャ」・・。何と、日本のカステラではありませんか。
いやいや、あまりおいしかったので、家へ帰ってきてさっそくカステラの歴史をいろいろ調べてみました。
文献によると「1571年、ポルトガルの商船によってスペインのビスコッチョが長崎に伝えられた」とあります。なるほど、カステラのルーツはスペインのビスコッチョと言うお菓子で修道院や尼僧院で大航海の時代から作られていたんだ。
豊臣秀吉もカステラが大好きだったようで「長崎の商人村山等安が日本で初めて南蛮菓子のカステラを作り、秀吉に献上した」とあります。
ポルトガルの商船でスペインのビスコッチョを伝えたのか・・、そうか。私は、昔からここのところがわからなくて、日本へカステラを伝えた国は、ポルトガルなのかスペインなのかをずっと考えてきたものですから、よく分かりました。そして、何とも悠久久しい日本とスペイン、ポルトガルとの南蛮貿易の歴史を感ずる誕生パーティーでした。
|